キャンピングトレーラーシャーシークラック修理後観察

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シャーシーとアクスル固定ボルト穴に発生したクラック、溶接補修後の健全性評価する為、長距離牽引走行(500km)した結果、損傷の再発は見受けられず健全であるとが確認された。
車両:Hobby495UL Presitige強化シャーシー(1750kg) 年式2017年3月
今回の牽引走行時の実測重量1658kg
走行時のシャーシー挙動を観察する為、シャーシーにGoPro設置して観察しました。

損傷経緯

2021年2月 シャーシーとアクスル固定ボルト穴にクラック発生とボルト緩み確認


クラックは経過観察としボルト増し締め(締付けトルク110Nm)


2021年7月 クラックの新たな進行は見受けられないが、ボルトの緩みが見受けられ、増し締めしたところ、ボルトが折損。
締付けトルク110Nmで折損した事から、ボルトが緩み繰返し荷重により強度失い折損したと思われる。
予備ボルト(スチールホイール用ボルト代用)で締付け。


2021年11月 点検した結果、再度ボルト緩みが見受けられた。
ボルト穴が楕円しクラックもある事から幾ら増し締めしてもシャーシーとアクスル間に隙間が生じ振動でボルトが緩むと思われる。


2022年3月/4月クラックを完全に研削除去、溶接補修後、テーパーボルトに合わせてボルト穴を成形した。
ボルトにネジロック剤塗布して締付けトルク110Nmで締付け。


2022年5月補修後約500km試走した結果、ボルト緩みもクラック再発も見受けられず。
今回の補修で暫くは経過観察とする。

総括
今回牽引した鳥取道や山陰道では路面の荒れた箇所が多く、かなりトレーラーが飛び跳ねており
クラックの再発やボルトの緩みが懸念されたが、帰着後点検した結果損傷の再発は見受けられず健全であるとが確認された。
牽引時は車軸より後方には重量物は積載しない様にして、シャーシーとアクスル接合のボルト部に過負荷が掛からないようにバランス良く積載物の調整が必須と思われる。
特に後方の清水タンク(50L)はキャンプ場に到着してから給水する事とし、給水した状態で牽引する事は慎むべきと思われる。
これからの季節、トレーラー牽いて出掛ける機会が増えるので、その都度シャーシー固定ボルトの緩みやクラックなど定期的に検査して、安全にトレーラーを牽き続けたいと思います。

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