キャンピングトレーラー シャーシクラック修理

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キャンピングトレーラー牽いて約15年になり、様々なトラブルを経験しました。
小生のトラブル事例をトレーラー牽きの皆様方に、紹介、情報共有し少しでもお役に立てればと思い投稿します。

 

 

 

キャンピングトレーラー牽いて約15年になりますが、販売店が遠い事もあり整備や車検はDIYで実施しています。
メンテナンス好きであり常日頃整備していたつもりですが。。。点検整備洩れによりアクスルとシャーシ固定ボルト孔部にクラックが発生しました。

 

 

後部オーバーハングが大きく走行時の振動や繰返し過重が固定ボルト孔の一部に応力集中しボルトが弛みシャーシにクラックが発生したと推測される。
常日頃整備してボルト弛みを確認していれば防げた損傷かと思われます。
昨年クラックが見つかり応急処置施して牽引していましたが、出掛ける度に固定ボルトが弛み増し締めを繰り返していた為、今回は本腰を入れて補修する事にしました。

 

 

固定ボルト孔部に発生したクラックを先端部まで完全に研削除去して、補修溶接しました。
シャーシは亜鉛メッキされているので、溶接部はメッキ剥離しなければ溶接欠陥や有毒ガスも発生する為注意が必要です。
Tig溶接機が有れば良いのですが、我家にはメタルアーク溶接機しか無く余盛が大きくなり、ボルト孔の成形が大変でした。

 

 

シャーシ固定ボルト孔部のクラック除去、溶接、成形後、溶接部検査としてPT検査をしました。
検査結果指示模様無し。合格💮

 

 

 

溶接補修する為、シャーシ部の亜鉛メッキを剥離したので、亜鉛メッキ補修ペイントローバルシルバーで塗装しました。ローバルシルバーは高価ですがメッキ剥離部が錆びては困るので塗装しました。

 

 

 

念の為、ボルト弛み止剤塗布して固定ボルトはトルクレンチで110Nmで締め付けました。
固定ボルト孔部クラック発生原因の一つとして、構造もさる事ながら、後部オーバーハング部に有る50L清水タンクに水を満載して牽引したり、荒れた道路による過大な繰返し過重も考えれれるので、牽引走行時はオーバーハング部の積載物を減らして、荒れた道路ではスピード落として牽引する事が必要と思われます。

今回の補修はこれで完了しましたが、暫くは経過監視して再度固定ボルトが弛んだり、クラックが発生する様で有れば、構造変更も視野に入れ対策を打つ予定です。
現状はアクスルとシャーシは固定ボルトにて取付けされていますが、シャーシをアスクルと補強板で挟み込んで固定すれば固定ボルト部の強度が増すと考えています。
今後も経過監視し試行錯誤しながら乗り続けたいと思います。

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